JR高槻駅北 (じぇいあーるたかつきえききた)
JR高槻駅北口にある、JRより北の方面へ向かうバスのターミナル。
2004年8月に、それまで西武百貨店(現・高槻阪急)前にあった旧「JR高槻駅北」と、高槻駅西口横にあった「JR高槻駅西」両ターミナルが統合し、現在のバスターミナルとなりました。
JR高槻駅南のバスのりば(南1〜南6)は、別ページで紹介
JR高槻駅北口から出てきた時の目線イメージ 2021年4月
ペデストリアンデッキ(陸橋)でアクトアモーレ・アルプラザ高槻、高槻阪急(百貨店)などへ直結しているJR高槻駅北口。
正面には地図などと共に、市バスののりば案内や発車時刻を案内する画面もあります。
今回紹介する「JR高槻駅北」市バスのりばへは、左手中央の階段を下ります。
北1 のりば
[54]上の口・[53]原大橋
発車を待つ上の口行きバス 2021年4月
「上の口」行きと、同じルートであと3つ先まで行く「原大橋」行きが発車。
住宅地が一段落する「上の口」までは本数が特に多めです。また「原大橋」までが均一運賃区間です。
上の口と原大橋で列が分けられ、それぞれにベンチ設置 2021年4月
本数多めの路線ですが、それでも夕方以降は列が長くなりがち。
そこで他の乗り場よりもベンチが多く置かれていたり、長くなった列の後ろのほうにいる人向けに、手前の「2のりば」付近にも時刻表があります。
【昼間時間帯の運転間隔目安=2021年4月現在】
上の口方面=平日10分間隔・土休日7〜8分間隔(うち原大橋行きが1時間に2〜3本程度)
北2 のりば
[50]下の口・[51]塚脇・[58]緑が丘・[60][61][62][63]樫田方面 [57]寺谷町
発車を待つ寺谷町行きバス 2021年4月
摂津峡の桜公園に近い「塚脇」・「下の口」行きと、入庫のついでに走る「緑が丘」行き、それに樫田方面(田能・中畑・二料・杉生)行きが発車。
さらに2021年4月から寺谷町行きが、3番のりばから2番のりばに変更されました。
寺谷町行きが加わり待機列の並びにも変化 2021年4月
「塚脇」行きは、日中は約30分間隔で運行されている循環バスで、緑が丘までは往復同じルート。
緑が丘から先が、服部→塚脇→西之川原→大蔵司の順に回って緑が丘へ戻るルートで、逆回りはありません。
「下の口」行きも塚脇行きと同様で、塚脇から西之川原へ向かう途中に「下の口」を経由する感じですが、本数は平日午前に2本のみ。
※塚脇から下の口は徒歩でも5分程度
「樫田方面」行きは、1のりばから発車する均一区間の限界「原大橋」から、さらに先へ行く路線。
この樫田方面行きは「整理券車」で、「原大橋」を過ぎると山間運賃となります。
【昼間時間帯の運転間隔目安=2021年4月現在】
塚脇方面=30分間隔
樫田方面=1〜2時間に1本
寺谷町方面=20〜30分間隔
北3 のりば
[5]JR富田駅・[5B]今城塚古墳前経由JR富田駅
JR富田駅経由 [72]南平台経由奈佐原・[74]西塚原・[82][92]公団阿武山・[73]萩谷
発車を待つ公団阿武山行きバス 2021年4月
最初に紹介したJR高槻駅北口すぐの階段は、この3番のりば横に下りてきます。
ここからのバスは、どれに乗っても「JR富田駅」を経由。
「JR富田駅」発着の一部がここまで延長されている形なので、運転間隔はバラバラ。
摂津富田からバスに乗るほうが便利なケースも多いですが、狙って乗れば市バス運賃だけで済むメリットも。
行先が多数あり、まずは時刻表を調べてから乗るのが良さそうです。
なお、これらは元は6番のりばから出ていましたが、2021年4月から3番のりばに移動しました。
★補足★
[5B]はJR高槻駅北→郡家→今城塚古墳前→JR富田駅のルートで、郡家経由と今城塚古墳前経由の表記は同じ意味
[82][92]は経由違いの「日赤・公団阿武山」行きで、どちらも実際はその先の「上の池公園」行き
[82]はJR富田駅→阿武野校前経由→日赤病院→公団阿武山→上の池公園の順
[92]はJR富田駅→宮田公民館前経由→日赤病院→公団阿武山→上の池公園の順
【昼間時間帯の運転間隔目安=2021年4月現在】
JR富田駅までは1時間に2〜5本程度
北4 のりば
[65]日吉台・[66]日吉台西・[67]平安女学院大学
発車を待つ日吉台行きバス 2021年4月
実質ほぼ「日吉台」行き循環バスののりばです。
JR高槻駅北〜日吉台口は往復とも同ルートで、日吉台口から南公園→東公園→中央公園→日吉台西→日吉台口→駅へ戻るルートで、逆回りはありません。
ラッシュ後や最終便など、「日吉台西」止めがあります。
「平安女学院大学」行きは平日朝4本のみ。(うち2本は直行便)
【昼間時間帯の運転間隔目安=2021年4月現在】
日吉台方面=15分間隔
北5 のりば
[68]平安女学院大学東・[70]関西大学(平安女学院大学経由)
発車を待つ関西大学行きバス 2021年4月
おもに「平安女学院大学経由関西大学行き」が発車。
日中は約20分間隔(土休日は30分間隔)の運転で、ここは高槻市営バスで整理券車を一番よく見かける路線でしょう。
途中ノンストップの直行便を除き、「平安女学院大学」も経由します。
「平安女学院大学」までが均一区間のため、区間便になる「平安女学院東」行きは全区間が均一区間内です。
【昼間時間帯の運転間隔目安=2021年4月現在】
関西大学方面=平日20分間隔・土休日30分間隔。通学時間には3〜5分間隔の時間帯あり。
6 のりば跡地
6番乗り場跡 2021年4月
2021年3月までここから出ていたバスは、丸々3番のりばへお引越ししました。
確かにここだけ右カーブで、バスを寄せにくそうだったしな…
なんて勝手に想像していましたが、実際は駅前広場の再整備に伴う変更だそうです。
折り返しで待機中のバス 2021年4月
4月以降は降車専用とのことですが、昼間以降で見ているとバス待機スペースのような感じで、次にのりばに着けるバスがスタンバイしていることが多いです。
おりば
「おりば」は「のりば」の向かい側(平和堂アルプラザ・アクトアモーレ側)にあります。
おりばがズラリ 2015年10月
基本的には前のほうから順に停車しますが、バスがいっぺんに到着するとこのあたりまで停車することも。
ツアーバスのりば 2015年10月
「おりば」の後方には2015年10月から、高速ツアーバスのバス停ができました。
新型コロナ流行以降は運行状況が変化しており、時刻等は運行会社の最新情報を得てください。
バス待機場所
JR高槻駅北のロータリー内にバスの待機スペースが作られ、2022年12月から供用されています。
待機中の市バス 2023年1月
これはJR高槻駅西にあった滞留所廃止の代替の一つですが、これと別に駅前広場の整備が行われていて、その関係でロータリー自体も少し北へ拡大されています。
2023年1月現在まだ工事中のため、完成後に改めて写真を撮ります。
過去記事のご案内
2021年3月以前=一部乗り場変更前の内容はこちらをクリック
2004年7月以前=旧JR高槻駅北についてはこちらをクリック